数字だけでなく文字を扱うことがプログラミングではあります。プログラミングでは、文字の集まりを「文字列」として扱います。今回はPythonでの文字列を使う方法をいくつか説明しようと思います。では、やっていきましょう。

文字列を定義する

Pythonの文字列の定義の仕方は、シングルクォーテーション「’」で囲むか、ダブルクォーテーション「”」で囲むことで定義できます。それではGoogleColaboratoryを開いて新しいノートブックを開き

print(‘test’)
print(“aiueo”)

とセルに入力して実行してみましょう。すると結果は

test
aiueo

と表示されると思います。 文字列の定義はクォーテーションを3つ連ねて囲むことで複数行にも対応できます。

test1 = “””abc
def
ghi”””
print(test1)

とセルに入力して実行してみましょう。すると結果は

abc
def
ghi

と表示されると思います。

では、次に文字列の連結をしてみましょう。

a = “test”
a = a + “aiueo”
print(a)

とセルに入力して実行してみましょう。すると結果は

testaiueo

と表示されると思います。 これはaにあるtestにaiueoを連結させてaにtestaiueoになったからです。

次は数字と文字を合わせて表示してみましょう。

b =1234
print(b + “個”)

とセルに入力して実行してみましょう。すると結果は

1 b =1234
----> 2 print(b + "個")

TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'

と表示されると思います。Pythonでは数字と文字をそのままでは連結はできません。なので数字を文字列に変換してから結合します。

b = 1234
c = str(b)
print(c + “個”)

こちらを実行すると結果は

1234個

と表示されると思います。str関数は文字列に変換する処理をします。これで数字と文字を合わせて表示できましたね。

open-in-colab

今回はこれで終了です。今回のサンプルを用意したので、もし必要な場合は上の「Open in Colab」と書いてあるボタンをクリックしてください。なおそのままだと編集不可なので編集をしたい場合は「ドライブにコピー」をクリックしてコピーしてください。なおGoogleColaboratoryについてわからなかったらGoogleColaboratoryを使ってみよう_導入編をご覧ください。

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