これまで、Webブラウザだけで手軽にプログラミングができるGoogle Colaboratory (Colab) を使って、Pythonの基本を学習してきました。

しかし、ウィンドウを表示してボタンを押すようなアプリは、ブラウザ上のColabでは動かすことができません。
そこで今回は、自分のパソコン(ローカル環境)にPythonを直接入れて動かす手順を解説します。

Pythonを自分のパソコンにインストールする

まずは、自分のパソコンにPython本体をダウンロードしてインストールしましょう。Windowsユーザーを対象に解説します。

Pythonの公式サイト(https://www.python.org/)にアクセスします。トップページにある「Downloads」にマウスを合わせると、Windows用のダウンロードボタンが表示されるので、そこから最新版のインストーラーをダウンロードしてください。

pythonインストール画面1

ダウンロードしたファイルを開くと、インストール画面が立ち上がります。ここで注意してほしいポイントがあります。

インストール画面の最初の下部に、「Add python.exe to PATH」というチェックボックスがあります。ここにはチェックを入れてください。ここにチェックを入れ忘れると、パソコンが「Pythonがどこにあるか分からない」という状態になり、後々エラーの原因になってしまいます。チェックが入っていることを確認してから、「Install Now」をクリックしてください。

エディタ「IDLE」を使う

インストールが無事に終わったら、プログラムを書くための準備は完了です。Pythonをインストールすると、「IDLE(アイドル)」というエディタが一緒についてきます。今回はこれを使ってみましょう。

  1. スタートメニューを開き、追加された「Python」のフォルダの中から「IDLE」を探して起動します。
  2. 「Shell(シェル)」という名前の白い画面が開きます。これは実行結果を表示するための画面です。
  3. プログラムのコードを書くために、画面左上のメニューから「File」→「New File」をクリックします。
  4. プログラムを書くエディタ画面のウィンドウが開きます。

では、実際にやってみましょう。
新しく開いたエディタ画面に、以下のコードを入力してみてください。

print("Hello, Local Python!")

コードを書いたら、このプログラムを保存します。メニューの「File」→「Save」(またはキーボードのCtrl + S)を押します。後から見直しやすくするために、「ドキュメント」フォルダの中に「Python練習」といった専用のフォルダを新しく作り、そこにtest.py という名前で保存することをおすすめします。

保存ができたら、実行してみましょう。
メニューの「Run」→「Run Module」をクリックするか、キーボードのF5キーを押してください。

すると、先ほど開いていたShell画面の方に、

Hello, Local Python!

と表示されます。これで、あなたのパソコンでPythonのプログラムが正常に動いたことが確認できました。

まとめ

今回は、自分のパソコン上でPythonを動かすための環境構築について学習しました。

  • ダウンロード: Pythonの公式サイト(https://www.python.org/)からインストーラーをダウンロードする。
  • PATH: インストール時に「Add python.exe to PATH」にチェックを入れる。
  • IDLE: 「File」→「New File」でコードを書き、保存(Ctrl + S)してから実行する。

今回はこれで終了です。
今回のサンプルを用意したので、もし必要な場合は、以下のリンクからダウンロードしてください。

サンプルコードはこちら

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